もう恋人じゃないけど2017.09.30 09:00夜更けに 静けさやぶる おまえからの電話酔ってるのか こんな時間に突然会いたいなんていまさら 用もないだろう いい加減にしろよそんな言葉も言えずに 隠れてため息ついた涙流しさよならしたのに忘れようと頑張ってたのにおまえのちいさな気まぐれで心が揺らいでしまうなんてもう恋人じゃないけ...
あの夏の君の思い出2017.09.30 01:00夏の風が運んできた 揺れる葉音 君の思い出向日葵みたいに まっすぐに咲いた幼かった日の 二人の恋 車なんてなかった二人乗りの自転車の後ろ恥ずかしそうに僕のシャツを握り締める君が愛しくて青空に浮かぶ雲みたいにこのまま君を連れ去ってはるか遠く行けるのならなんて 思ったりもしたよいま ...
折鶴2017.09.29 09:00いたずらな風に誘われるまま久しぶりに訪れたこの街いつも君が待ってたあの店の 窓際の席には 誰もいない仕事を終え駆けつける僕にお疲れさまと微笑む君はあなたを待ちながら折っていたのとたくさんの折鶴 手で隠したそんな君が愛しくて頭を撫でる僕に子供扱いしないでと笑う君の手の中 握り締めら...
優しい夜明け (long ver.)2017.09.29 05:00何も言わず ただ そっとあたしの頭を抱き寄せた髪を撫でて黙ったままあなたは泣かせてくれた涙のわけも聞かないでいつまでも ただじっとあなたの胸で泣きつかれ眠りについた夜濡れた頬に ただ そっとあなたがくれた甘いキスは積もる雪も溶かしていく触れた唇が愛しいなにもいらない そばにいてい...
海風2017.09.28 13:00頬打つ雨が やけに冷たい波の音さえ 今日は悲しいさっきおまえが 言ったさよならいつもはまたねと 笑っていたのに別れ言葉に するつもりならひとつぶだけ 涙を見せて最後だけ 愛したふりしていつもの海だよ 風まで同じさおまえの心が 此処にないだけ 頬杖ついた さめた横顔波の狭間に 捨て...
覚悟2017.09.28 12:00逢わなけりゃよかった涙ぐむおまえはずるいよな今更戻れはしないのに繰り返すだけの日常退屈だと嘆いていたんだろうないものねだりの気まぐれ付き合うほど暇じゃない覚悟決めてこい 俺のど真中くだらない迷い 忘れさせてやるありふれたシアワセごっこ逃げ出したのはお互い様だろうはぐれ者同士のふた...
哀しい嘘2017.09.28 07:00最後まで嘘をついたさよならさえ言えずに終わることばかり怖れ始められずにいたね泣きたくて 泣けなくて心が壊れそうさ君が想うのは僕じゃないわかっているから言えないよ泣いてる君に背を向け立ち去ることもできず友達でいようなんてできもしないくせにね抱きたくて 抱けなくてため息ひとつ捨てた君...
夢一夜2017.09.28 03:00言霊に託す叶わぬ願いを遠き空の彼方に光る星に飛ばした傷跡さえ愛し貴方の残り香に埋もれては眠る 今宵は夢一夜塞いだ耳元響くひと言が忘れさせてもくれぬ罪深き人貴方心縛ったままこの身は置き去りに記憶の糸たどる 今宵は恋一夜幾度も夢みし 覚めて頬濡らす儚き逢瀬の後 肌に残る爪痕薄れゆく記...
君へのららばい2017.09.28 01:00木枯らし寒い こんな夜凍えてないかな 君ひとり夜空に光る星たちは遠くの君にも見えてるか寂しくて眠れない 君だけのため子守唄歌うから ゆっくり眠れ眠りについた君のもと逢いにいけたならいいのにね空回りする言葉より温もりひとつを届けたい一人寝が寒くなる こんな季節は添い寝してあげるから...
ボクハココニイル2017.09.27 09:00桜色に染まるキミの頬にひとしずくの涙も見たくはないからボクは わざとおどけて見せた無理して微笑むキミを見てたらこの胸で泣かせたほうがよかったのかと後悔に似たせつなさが溢れるやさしいなんて 言わないでくれ黙って愚痴を聞くのもこうしてそばにいるのもキミのためなんかじゃないボクが此処に...
キミハイマドコニイルノ?2017.09.27 01:00☆雨の音がせつなくさせる 君の声が聴きたくなる 君の肌に触れたくなる 雨の音が・・・離れていても 想いは変らずそう言ったのは 嘘じゃないけど信じていても 今日は寂しいいま此処に君がいないから受話器を手にとる僕ため息ついて そっと戻す口を開いたら逢いたいと言ってしまいそうだ今すぐ逢...
ラストメモリー2017.09.26 09:00ショーウインドウに並んで映るあなたと私 黄昏の中誰が見たって 似合いの二人離れた心 気づかないよね他に好きな人ができたとかあなたが嫌いになったとかもっともらしい別れの理由探しても見つからないけど降りだした雨に 濡れた心重ね合わせ ため息ひとつ駐車場の見慣れた車家までのラストドライ...